自由度が高いオフィスデザイン
近年の企業では自由度が高いオフィスデザインが人気で、決まったものではなく業種ごとに内装デザインをしたりすることが増えてます。
企業や事業内容により、社員は親しみやすくて信頼できる人柄や礼儀正しさ、丁寧な仕事の進め方を求めたりします。
金融機関・保険会社・病院などがこれに当てはまり、このようなオフィスだと安心感を与えるために落ち着いた雰囲気と明るさ、柔らかさがオフィスデザインで必要です。
このような内装だと、環境に影響されて社員も自然にそんな人柄を身に付けられます。
自社で扱う製品・サービスが特徴あるイメージがあるなら、それをオフィスデザインに取り込むことで、顧客へのアピール・社員が仕事への誇りやモチベーションも高められます。
全く個性がない単純な作業場所で働くのと、工夫されたデザインのオフィスで働くのでは工夫している方が自然とやる気も出ます。
外資系企業だと社員のモチベーションを上げるためにオフィスに色々な工夫もしていて、移転する場合でも注意したいのが前の入居者が使ったデザインを残し、そこへ自社のイメージを重ねることです。
これだとつぎはぎになってしまい、対外的な印象も下がってしまいます。
オフィスデザインで会社のイメージを表現する方法
会社のロゴや社風と同様、オフィスデザインは、その会社の個性・特徴などを表すものです。
また、これから目指す目標や、なりたい姿の表現として活用しているところも多くあります。
例えば、オフィス内にバーやフリーラウンジ、カフェを設けて、自由に社員同士がコミュニケーション出来る職場作りをしている会社やミーティングルームに自社が扱うキャラクターを遊び心いっぱいに設置するなどたくさんの例があります。
オープンテラスのような開放的な空間、屋内に芝生を敷き詰める、観葉植物や花などのグリーンがふんだんに使われたリラックスできる空間、まるでインテリアショップのように洗練されたデスクや椅子などなど。
オフィスは今や、堅苦しい事務所的役割ではなく自社を表現する自由な場であり、社員が自分らしく快適に働ける環境づくりでもあります。
会社の個性や新しさを表すことはもちろん、社員の働きやすい環境づくりとしてオフィスデザインは現代において重要なポジションとなっているのです。